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ウンナ母斑の原因は?赤ちゃんの顔にできやすいアザ4種類を比較!

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赤ちゃんの顔にできるアザの一種に「ウンナ母斑」という症状があります。
症状がウンナ母斑という目処がついても、以下のような疑問を持つ方は多いです。

  • ウンナ母斑って病気なの?
  • ウンナ母斑の原因は何?
  • 急いで治療した方がいいの?
  • 似たような赤ちゃんのアザって他にある?

 
この記事では、ウンナ母斑の特徴や原因だけではなく、赤ちゃんの顔にできやすい他のアザ3種も併せて解説しています。顔のアザがウンナ母斑かどうか見分ける参考になれば幸いです。
 

ウンナ母斑について


赤ちゃんに発症する赤アザの一種です。
うなじや後頭部に現れるアザで、直接触ってみても盛り上がりなどは感じられず、平らで赤く見えるようになります。
 

ウンナ母斑の特徴


ウンナ母斑には以下のような特徴があります。

  • 直接触ってみても表面にデコボコは無く平ら
  • 不規則な形の紅斑で境目がどこか不明瞭
  • アザの部位を圧迫すると一時的に色が消える
  • 全体として逆三角形の形になることが多い
  • 三歳までに薄くなっていく場合がほとんど(約90%)
  • 3歳以降もアザが残った人の内約半数が成人まで残る

 
これらの特徴が一致したとしても、このアザは生まれつきの症状であるため、痛みを伴うような悪性の症状に発展することはありません。
ちなみにウンナ母斑は、コウノトリが赤ちゃんを運んだ時についた”幸運の印”と海外では呼ばれています。
 

ウンナ母斑の原因


胎児の時期に身体の細胞の一部で、突然変異が起きてしまうことがあります。この突然変異が原因となり、うなじや後頭部の皮膚にある真皮表層で毛細血管が膨張してしまいます。
 
膨張してしまったその毛細血管が更に増殖する事で、
赤ちゃんのうなじから後頭部にかけて、
かぶれのような赤アザが発生してしまいます。
 
現在も不明なことが多い症状ですが、
遺伝(常染色体優勢遺伝)の可能性があるとされています。生まれつきのものなので、感染症の類とされる病気ではありません。仮に他の赤ちゃんとの接触があっても、それが原因で同じアザが発症することはありません。
 
また、ウンナ母斑を知らない人が見ると、
「何かしらの怪我をさせてしまったことが原因では?」
と勘違いをしてしまう親御さんも中にはいらっしゃいますが、目を離した際にできた怪我ではありませんのでご安心下さい。
 

赤ちゃんの顔にできるアザを比較


赤ちゃんの顔にできやすいアザとして、ウンナ母斑を含めて代表的な症状が4つあります。
中でも特にウンナ母斑とよく間違われる症状として、
「サーモンパッチ」という症状が挙げられます。
ウンナ母斑とサーモンパッチの2つの症状はどちらも体の中心に発症しやすいため、2つの症状を総称して
「正中部母斑」とも呼ばれています。
 

正中部母斑について


正中部母斑は3~4人の赤ちゃんに1人くらいの頻度で症状が現れるため、決して珍しい症状ではありません。
色や形が似ているサーモンパッチとウンナ母斑ですが、この2種類を見分けるには発症部位を見ることが一番わかりやすいでしょう。
 
ウンナ母斑は後頭部やうなじに発症することに対し、サーモンパッチは顔面の中心に沿って発症します。

ただし、ウンナ母斑はサーモンパッチと比べるとなかなか消えにくい傾向があります。他のご家庭の赤ちゃんに発症したサーモンパッチが、徐々に改善しても焦りを感じる必要はありません。
 

比較表


このサーモンパッチ以外にもウンナ母斑と同様、顔にできるアザが2種類あります。それぞれ特徴が異なりますので、顔にできやすいアザ4種類を以下にまとめました。

お子様の顔にできたアザがウンナ母斑かどうか判別するためのご参考にして下さい。
 

ウンナ母斑 サーモンパッチ 乳児血管腫(いちご状血管腫) 太田母斑
淡い赤色 淡い赤色で鮭の色に似ている 薄い赤から鮮紅色(いちごのような赤)に変色 青、黒、茶と色が変化する
形状 平坦、境目が不明瞭、逆三角形なことが多い 平坦、境目が不明瞭 斑点からコブに拡張する、境目が明確 点状のアザの集まり
原因 細胞が突然変異を起こし毛細血管が膨張したもの、遺伝によるもの 細胞が突然変異を起こし毛細血管が膨張したもの、遺伝によるもの 未熟な毛細血管が異常に繁殖してしまうもの、遺伝性は無いとされている メラニンを作っている細胞の定着過程(胎児期)に異常が発生したもの、遺伝性は無いとされている
部位 うなじ、後頭部 顔の真ん中(眉間、おでこ、まぶたなど) 血管がある場所であればどこにでもできる(主に顔や頭、手足、喉)(頭頸部、体幹、四肢の順の頻度) まぶたや頬、側頭部、額、鼻、耳、くちびるなど(ほとんどの場合で顔の片側のみ)
発症率 ※1 20~30% 20~30% 1% 0.1~0.2%

※1:生後1年以内の発症率

ウンナ母斑の対応方法


診断した医師がベテランであれば、一目見るだけで直ぐにウンナ母斑と診断を下します。
むしろ不安に思ってしまうお母さんも多いですが、悪性に成長することは無いのでご安心下さい。
ウンナ母斑のような生まれつき存在しているアザは、
特に細かい検査は行われることがありません。
ただし、他の病気の可能性がありますので、
よりご安心して頂くために一度診察することを強く勧めます。
 
ウンナ母斑と判明した後は、落ち着いて経過観察することが重要になります。ほどんどの場合では3歳までに薄くなっていくため、3歳までは治療を行わずに外来で経過を見ていくことになります。
 

ウンナ母斑が消えなかったら…


お子さんのアザがなかなか消えなかったら心配ですよね……
 
3歳以降もアザが消えずに、大人になっても残る場合があります。頭髪に隠れる場合は治療をしないという方もいますが、アザの位置によっては気になってしまう方もいらっしゃいます。
また、アザを隠すために髪型の限定が必要な場合はストレスになってしまうかもしれません。
 
そういったお悩みをお持ちの場合は、
レーザー治療によってアザを消すことが可能です。

成人になってから治療を希望されて来院する方も多くいらっしゃいますので、同じお悩みを持つご成人済みの方も安心してご来院下さい。
 

ウンナ母斑のレーザー治療について


 
レーザーによる施術時は冷たい空気を当てて、表皮を保護しながら照射を行うため、ほとんど痛みはなく数分で終了します。1回の施術で消失することもありますが、もし残ってしまった場合は3ヶ月間隔で追加の施術を行い、経過を見ていくことになります。
 
当クリニックでは、最新レーザー機器「Vビームプリマ」を採用しております。従来のレーザー機器と比べて、お肌への負担や痛みを最小限に抑えることができるため、お子さんにも安心して使うことができます。

また、ウンナ母斑の治療は保険適用となります。更に大阪市の助成金の適用を受けることにで、より負担を減らしての治療が可能となります。
 

レーザー治療の注意点


レーザーの合併症で白いあざが残ってしまったり、皮膚が盛り上がってしまったりする可能性もあります。また、レーザーに対する反応で術後は赤く炎症が起こってしまうことがありますが、炎症はその後紫斑となり1〜3週間ほどで消失します。
 
場合によっては、術後に軟膏治療や紫外線ケアを行いますので、医師の指示に従うようにしてください。
 

まとめ


ウンナ母斑の原因は遺伝によるものとされていますが、至急の治療が必要な症状ではありませんので、落ち着いて経過観察をしていくことが重要になります。
成長とともに消えなかった場合でも、ウンナ母斑は保険を適用して治療可能です。
 
ウンナ母斑かどうか、アザが残りそうか、いつ治療するか、お悩みの方はお気軽に医師へご相談下さい。

あざ治療をご希望の方は、
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