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毛細血管拡張症の治し方|原因と治療方法を解説

コラム
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毛細血管拡張症は、命に関わる疾患ではありませんが、見た目が気になることから治療を望む方が多い症状です。「赤みの原因は何なのか」「自然に治るのか」と疑問に思う方も少なくありません。

結論からいうと、毛細血管拡張症の原因は一つではなく、体質・外的刺激・生活習慣などが複合的に関係しています。そのため、症状に応じた適切な対応が必要です。

本記事では、毛細血管拡張症の原因やほかの疾患との見分け方、治療方法について解説します。

 

毛細血管拡張症とは

毛細血管拡張症とは、毛細血管が何らかの原因で拡張し、元に戻らなくなる疾患です。血管が透けて顔が赤く見えるため、「赤ら顔」と呼ばれることもあります。

痛みやかゆみは伴いませんが、頬や鼻など皮膚の薄い場所に現れやすいため、「見た目が気になる」という方が多くいます。

なお、毛細血管拡張症は、一度拡張した血管は自然に元に戻ることはありません。自然に消えた場合は、別の疾患の可能性が考えられます。

また、スキンケアや市販薬では血管の拡張を改善できないため、根本的な解決にはなりません。

 

毛細血管拡張症の原因

毛細血管拡張症の原因は明確になっていませんが、体質・外的刺激・生活習慣が相互に影響することで発症すると考えられています。「内部要因」「外部要因」「生活習慣要因」の3つに分けて解説します。

 

【内部要因】体質・加齢・ホルモンなど

まずは、もともとの体質や加齢など自分ではコントロールできない内部要因です。

毛細血管拡張症の内部要因
要因 詳細
もともとの体質 生まれつき皮膚が薄いと毛細血管が透けやすく、赤みが目立ちやすい
加齢 コラーゲンの減少により血管を支える力が弱まる
ホルモンバランスの変化 妊娠・更年期・ピルの服用など、女性ホルモンの変動により血管が拡張しやすくなる

 

【外部要因】紫外線・摩擦・寒暖差など

日常生活の中で受ける外的刺激も、毛細血管拡張症の原因となります。

毛細血管拡張症の外部要因
要因 詳細
紫外線 日焼け等により血管周囲の組織がダメージを受け、血管の収縮機能が低下する
摩擦 洗顔時の刺激やマスクのこすれなど、慢性的な刺激により血管が拡張しやすくなる
寒暖差 温度差による血管の収縮と拡張の繰り返しにより、血管が元に戻らなくなる

外的刺激は日々積み重なるため、無意識のうちに症状を悪化させているケースも少なくありません。

 

【生活習慣要因】アルコール・睡眠不足など

日々の生活習慣も毛細血管拡張症の原因になり得ます。

毛細血管拡張症の生活習慣要因
要因 詳細
アルコール・香辛料 血流が促進され、血管が拡張しやすくなる
睡眠不足 自律神経が乱れ、血流のコントロールが不安定になる
喫煙 血管にダメージを与え、症状を悪化させる

生活習慣が起因している場合は、日常生活を見直すことで症状の悪化を防げます。

 

毛細血管拡張症と似た症状の疾患

顔の赤みは毛細血管拡張症以外の疾患でも見られるため自己判断は難しく、誤ったケアをしてしまう恐れがあります。ここでは、代表的な疾患の違いを解説します。

 

酒さ

酒さは顔に赤みが現れる慢性疾患で、毛細血管拡張症と見た目が似ています。血管の拡張だけでなく、炎症を起こしている点が大きな違いです。赤みに加えて、ヒリヒリ感やほてり、ニキビのような発疹が出ることがあります。

酒さは、血管の拡張と炎症の両方が関係しており、毛細血管拡張症と併発するケースも少なくありません。

 

単純性血管腫

単純性血管腫は、生まれつき存在する赤あざで、毛細血管の構造的な異常によって発症します。毛細血管拡張症のように後天的に発症するのではなく、乳児期から見られるのが特徴です。

範囲が広いケースも多く、顔や体にはっきりとした境界で現れます。早期に治療をすることで改善が期待できる疾患です。

 

老人性血管腫

老人性血管腫は、加齢とともに現れることが多い疾患です。毛細血管拡張症のように広がる赤みではなく、ほくろのような小さな点状でやや盛り上がりのある形状です。

胸・お腹・背中などに多く見られます。基本的に治療の必要はありませんが、見た目が気になる場合はレーザーで除去できます。

 

毛細血管拡張症の治療方法

毛細血管拡張症は、レーザーによる治療が一般的です。レーザー治療は、妊娠中や授乳中の方など、施術を受けられない場合がありますので、事前にご相談ください。

 

レーザー治療

当院では、「VビームPrima」という色素レーザーを使用して治療します。Vビームは、ヘモグロビン(赤血球)に直接アプローチするレーザーで、周りの組織を傷つけずに毛細血管のみに働きかけます。毛細血管拡張症のほか、酒さや血管腫全般の治療に有効です。

また、レーザーを照射する直前に冷却ガスが噴射されるため、治療の際の痛みを抑えられます。そのため、レーザー治療が初めての方や、痛みが苦手な方でも安心して治療に取り組めます。

 

フォトフェイシャル

IPLという広い波長の特殊な光を照射し、ヘモグロビンやメラニン色素などにアプローチします。当院ではフォトフェイシャルによる治療は行っていません。

 

毛細血管拡張症の治療の目安

毛細血管拡張症の治療の目安は、次のとおりです。

毛細血管拡張症の治療の目安
項目 目安 補足
治療回数 3~5回程度 複数回必要なケースが多い
施術時間 5~10分程度 照射範囲によって異なる
ダウンタイム 数日~1週間程度 赤みや腫れ内出血など(個人差あり)

※症状や体質によって異なります。

症状の程度によりますが、一度の照射で改善することは少なく、複数回の治療が必要です。

当院では、毛細血管拡張症の治療にはVビームを使用しており、保険適用での治療が可能です。ただし、医師の診断により美容目的と判断される場合など、症状によっては自費診療となるケースがあります。詳細な治療費については、診察時にご説明いたします。

大阪梅田形成外科クリニック|大人のシミとあざ治療

 

自分でできる日常のケア

毛細血管拡張症は、自力で完全に治すことはできませんが、症状の悪化を防ぎ、治療効果を高めるためのセルフケアは重要です。ここでは、日常に取り入れやすいセルフケアの方法を4つ紹介します。

 

洗顔を丁寧に行う

毎日の洗顔は、肌に刺激を与えないよう丁寧にやさしく行いましょう。皮膚が薄くなっている状態では、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなっています。

スクラブ入りの洗顔料は刺激を与える可能性があるため控え、洗顔料はしっかり泡立ててから使用しましょう。泡立てネットの使用や、泡で出るタイプの洗顔料を選ぶのもおすすめです。

 

保湿をしっかり行う

保湿ケアは、肌のバリア機能を整えるために欠かせません。特に洗顔後は肌の水分が蒸発しやすいため、時間を置かずに保湿をしましょう。乾燥が進むと肌はダメージを受けやすくなり、赤みの悪化につながる原因となります。化粧水や乳液でしっかりと保湿し、乾燥させないことを意識することが大切です。

また、刺激の強い化粧品や肌に合わないと感じる製品は、症状を悪化させる可能性があるため使用を控えましょう。

 

紫外線対策をする

紫外線は季節を問わず降り注いているため、夏場だけでなく年間を通した対策が必要です。日焼け止めの使用だけでなく、日傘や帽子を活用し、できるだけ紫外線を浴びない工夫をしましょう。

また、目からも紫外線を吸収するので、サングラスやUVカット機能のあるメガネの着用も効果的です。

 

生活習慣を見直す

症状の悪化を防ぐためには、生活習慣の見直しも重要です。体の内側からのケアを意識しましょう。

アルコールや香辛料などの刺激物は血管を急激に拡張させるため、過剰な摂取は避け、嗜む程度に留めるのが望ましいです。タバコやカフェインの過剰摂取も血管の状態を不安定にする要因となるため、できる範囲で見直していきましょう。

 

まとめ

毛細血管拡張症は、複数の要因が重なって起こる症状であり、自分で治すことはできません。セルフケアはあくまで悪化を防ぐための対策であり、根本的に改善するためには医療機関での治療が必要です。

当院では、適用条件を満たせば保険での治療が可能です。顔の赤みが気になる方は、お気軽にご相談ください。

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