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大阪梅田形成外科クリニック
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【症例解説】大人の顔の扁平母斑、PICOレーザー治療

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扁平母斑は境界明瞭なカフェオレのような色をしたあざで、10人に1人にあると言われています。お顔や腕などの目立つところにあり、悩まれている方も多いあざですが、治療が難しいあざでもあります。
治療はレーザー照射を行いますが、「完全に消す」というよりは「薄くする」ことを目標に行います。もちろん完全に消えて再発もしない方もいますが、一度消えても数か月でまた元の色に戻ってしまう方が多いのが現状です。赤ちゃんのうちに治療開始する方が効果は高いですが、大人になってからでも治療可能です。

 

扁平母斑のPICOレーザー治療

今回はレーザー治療が著効した大人の症例をご紹介します。

20代女性、これまで2回レーザー照射をしても効果がなかったとのことで来院されました。

 

照射前写真

 

PICOSureで1回治療後、7ヶ月後

 

施術名
使用したレーザー
PICOsure
説明 扁平母斑に対するPICOレーザー治療
副作用 熱傷や色素沈着、色素脱失(白抜け)
料金 税込み約20,000円

 

1回の治療でかなり薄く、目立ちにくくなっているのがわかります。
再発には個人差があり、1,2年経過してから再発する可能性もあります。その場合は濃くなったタイミングで再度照射を行います。

 

当院ではPICOsureを用いて扁平母斑の治療を行っています。
PICOSureはピコ秒(1兆分の1秒)間隔でレーザー照射を行うため、熱作用ではなく衝撃波で色素(メラニン)を破壊します。衝撃波で色素を非常に細かく粉砕するため治療効果が高く、他のレーザーに比べて扁平母斑に対しても効果を期待できます。また、短い照射時間で治療できるため、熱傷やその後の色素沈着などの合併症のリスクを少なくすることが可能です。

 

照射には痛みが伴いますので心配な方は麻酔のテープやクリームを使用します。
照射後は1週間程度軟膏やテープの処置を行います。通常、1週間程度で薄いかさぶたがはがれます。照射当日からシャワー浴はしていただけます。
熱傷や色素沈着、色素脱失(白抜け)のリスクが伴います。

 

費用
2万円前後(自費。サイズにより異なります。)

 

茶あざでお困り方の参考になりましたら幸いです。

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