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大阪梅田形成外科クリニック
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【症例解説】老人性血管腫のレーザー治療と経過

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老人性血管腫とは

顔や体にできる小さな点状の赤いほくろのようなものを老人性血管腫といい、20代ごろからみられ、加齢とともに増えていきます。

悪性化はしないため放っておいても問題はありませんが、赤く目立つため、気にされているかたも多いのではないでしょうか。

老人性血管腫はレーザーできれいにとることができます。
 

当院の治療方針

当院では、Vbeam primaを用いて治療をしています。

Vbeamは波長595nmのロングパルスダイレーザーで、血管内のヘモグロビンをターゲットとし、赤いもののみに反応するレーザーです。

Vbeam primaは従来のVbeamよりも冷却機能がアップしており、高出力で照射可能なため、治療時間が短くなり、紫斑(内出血)を起こしにくいのでダウンタイムも軽減されています。
 

老人性血管腫の症例:照射前

肩にある1㎜程度の老人性血管腫です。

 

老人性血管腫の症例:照射直後

内出血を起こしており、やや茶色っぽく見えます。

 

老人性血管腫の症例:照射2週間後。

1度の照射で消失しました。

 

施術名
使用したレーザー
Vbeam prima
説明 老人性血管腫に対するVビーム primaのレーザー治療
副作用 腫れ、赤み、痛み、内出血、水疱、かさぶた、炎症後色素沈着
料金 税込み5,500円(自費)

 

まとめ

小さなものですと1回きりの照射でとれることが多いですが、23回の照射を必要とする場合もあります。

照射後は軽度のやけどの状態となるため、一時的に色が濃くなり、やや大きくなったような印象をうけることがありますが、1週間程度で落ち着き、目立たなくなります。

紫斑(内出血)ややけどのリスクがあります。

老人性血管腫のレーザー照射は保険適応外となります。

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