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【症例解説】鼻の毛細血管拡張症のレーザー治療と経過

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赤ら顔(毛細血管拡張症とは)

赤ら顔の原因の一つに酒さという疾患があります。
酒さは中高年の顔面、特に鼻に、赤みと血管拡張が出現し数か月以上続きます。

酒さは大きく4つの型に分類され、第1度酒さ~第3度酒さ、眼型に分けられます。
第1度酒さは紅斑毛細血管拡張型で、鼻先や頬、眉間、顎に赤みや毛細血管の拡張が出現し、レーザー治療の対象となります。
進行すると第2度酒さ(丘疹膿疱型)となり、ニキビのようなぷつぷつとした赤みや膿疱ができ、顔全体に広がっていきます。レーザー治療も可能ですが、まずは外用薬で治療していきます。
さらに進行したものが第3度酒さ(腫瘤型)で、特に鼻がぼこぼこと隆起して赤紫色になり、毛穴が拡大してみかんの皮のような外観となります。
ここまで進行してしまうと、メスを用いた手術や皮膚を削り取るようなレーザー治療が必要となります。


鼻の毛細血管拡張症

今回は、第1度酒さの方に多い鼻の血管拡張に対して、当院でVbeam primaによるレーザー治療を行った症例をご紹介します。


照射前

50歳男性。鼻に線状の毛細血管拡張がみれらます。






照射直後







施術名
使用したレーザー
Vbeam prima
説明 毛細血管拡張症に対するVビーム primaのレーザー治療
副作用 腫れ、赤み、痛み、内出血、水疱、かさぶた、炎症後色素沈着
料金 税込み約7,000円

 

毛細血管拡張症のレーザー治療について

レーザー照射による赤みはありますが、線状の血管は照射直後から消失していることがわかります。この赤みも2-3日、早い方ですと翌日にはひいていきます。


照射時は輪ゴムではじかれたような痛みがあり、部分的に紫斑(内出血)がおきたり、稀にですが水ぶくれができることもあります。
照射日はシャワー浴のみで、飲酒や運動などは避けていただきます。照射後はしばらくワセリンを塗り、赤みや腫れがある間は極力お化粧も控えていただきます。


レーザーによる反応は個人差がありますが、今回のように1回のレーザーで消えることもあります。
お顔の赤みや目立つ血管にお悩みの方の参考になれば幸いです。

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