【症例解説】太田母斑のレーザー治療と経過
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太田母斑とは
太田母斑は赤ちゃんの顔にできる代表的な青あざです。
自然に消えることはなく、放っておくと徐々に色が濃くなり、広がっていくため当院では早期の治療をお勧めしています。
太田母斑の治療
当院で治療された11ヶ月のお子さんです。
照射前
左の頬に青い斑状のあざがあります。
照射2週間後
まだ青っぽさと、レーザー照射による炎症後の色素沈着がありますが、照射前より薄くなっているのがわかります。
施術名 使用したレーザー |
PICOsure |
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説明 | 太田母斑に対するPICOレーザー治療 |
副作用 | 赤み、痛み、水疱、かさぶた、炎症後色素沈着、炎症後色素脱失 |
料金 | 税込み約9,000円 |
照射3ヶ月後
ぱっと見ただけではほとんどわからないくらい薄くなっています。
一部青さが目立つところがあったため2回目照射を行いました。
太田母斑のレーザー治療について
当院ではPICO Sureを使って太田母斑の治療を行っています。
太田母斑のレーザーは範囲や濃さにもよりますが、5回ほどのレーザーが必要になります。色が薄かったり、レーザーの反応が良かったり場合は2回ほどで治療を終了できることもあります。
ただし、太田母斑は思春期に再発しやすい傾向がありますので、成長とともに再発するようなら再度治療が必要となる場合があります。
照射直後は赤み、腫れがでますので1週間ほど軟膏処置を行います。その後、色が黒っぽくなる時期がありますが、日焼け対策をしっかりしていただくと経過とともに徐々に薄くなっていきます。照射を繰り返すと色素脱失(白抜け)を起こすリスクがあります。
今回は太田母斑のレーザー治療の経過についてご説明しました。
太田母斑は大人になってからでも治療可能ですので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。
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