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大阪梅田形成外科クリニック
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【症例解説】サーモンパッチのレーザー治療と経過

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サーモンパッチとは

サーモンパッチはおでこの真ん中にできる赤あざで、正中部母斑とも呼ばれます。
ほとんどのものは3歳頃までに自然に消えていきますが、色が濃いものなどは大人になってからも残ることがあるため、レーザー治療の対象となります。
当院ではVビームプリマという最新型の機器を使用して治療を行っています。Vビームプリマは従来のレーザー機器と比べてお肌への負担や痛みを最小限に抑えることができるため、お子さんにも安心して使うことができます。

サーモンパッチの治療

当院でレーザー治療を行った症例を紹介します。

照射前

初診時4歳。
おでこから眉間にかけてのサーモンパッチです。




照射2週間後

照射2週間後。
わずかな色素沈着はありますが、すでに目立たなくなっています。




照射4か月後

照射4ヶ月後。
炎症後色素沈着が落ち着き、さらに目立たなくなりました。





 

施術名
使用したレーザー
Vbeam prima
説明 サーモンパッチに対するVビーム primaのレーザー治療
副作用 腫れ、赤み、痛み、内出血、水疱、かさぶた、炎症後色素沈着
料金 税込み約7,000円

 

サーモンパッチのレーザー治療について

照射時は冷たい空気をあてて表皮を保護しながらレーザー治療を行うため、痛みは少なく、数分で終了します。
照射後は内出血(紫斑)が起こるため、紫斑が消えるまで1週間ほどは色が濃くなったような印象を受けますが、徐々に落ち着いていきます。また、熱を加えるため、赤く炎症が起こったり、水ぶくれのような軽いやけどのような症状が出ることがあります。照射後は1週間程度軟膏処置が必要となります。
また、炎症後の色素沈着が起こり、しばらく茶色く色がついてしまうことがあるため、照射後は日焼け止めを塗るなどの紫外線対策をしっかり行っていただきます。
今回の症例は1回でかなり薄くなりましたが、残存しているときは3か月間隔で追加を照射を行いながら経過を診ていきます。この方も、眉間に少し赤みが残るため2回目照射を行いました。

さいごに

サーモンパッチは自然に消えるあざですが、大人になっても残ることがあります。
色が濃く、将来残る可能性があるものは0歳でもレーザー治療を行うこともあります。小学生や、成人してから治療を行っている方もいらっしゃいます。
おでこに気になる赤あざがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

あざ治療をご希望の方は、
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