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毛細血管拡張症のレーザー治療|治療効果や費用を徹底解説

コラム
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毛細血管拡張症は顔に発症しやすく、見た目が気になることから治療をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。毛細血管拡張症の治療は、レーザーによる治療が一般的です。
しかし、「レーザー治療は安全なのか」「治療費が高額になるのではないか」「副作用はないのか」など、治療に不安を感じる方も少なくないはずです。本記事では、毛細血管拡張症のレーザー治療について詳しく解説します。治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

毛細血管拡張症とは?

「毛細血管拡張症」とは、毛細血管が拡張し元に戻らなくなる症状です。

人体の血管は、大きく分けて「動脈」「静脈」「毛細血管」の3種類に分類されます。そして、毛細血管は、全身に網目のように張り巡らされています。毛細血管拡張症は、この毛細血管が透けて見え、赤く見える症状です。その見た目から、別名「赤ら顔」とも呼ばれています。

 

特に、鼻や頬の近辺は毛細血管が集中しており、皮膚も薄いため好発しやすい箇所です。炎症を伴うことはありません。
毛細血管拡張症には、さまざまな症状があり細かく分類されています。血管が木のように枝分かれしているタイプ、クモの巣状に拡張しているタイプ、丘疹(皮膚の表面が小さく盛り上がっている状態)ができるタイプなど、人によって症状はさまざまです。そのため、自分で症状を見分けることは困難です。

 

また、毛細血管拡張症は、放置していても自然に治癒することはありません。命に関わる疾患ではありませんが、見た目が気になるため治療をする方が多い症状でもあります。

毛細血管拡張症の治療方法については後ほど詳しく解説しますが、レーザーによる治療が一般的です。海外では外用薬が用いられることもありますが、日本では認可されていません。

 

自分では「毛細血管拡張症かもしれない」と思っても、別の病変の可能性もあるので、気になる症状がある場合は、早めに専門医を受診しましょう。

 

毛細血管拡張症の原因

毛細血管拡張症の原因は、はっきりと解明されていません。しかし、遺伝や加齢、生活習慣など、いくつか考えられる原因があります。毛細血管拡張症の原因で、考えられる原因の代表例は以下の通りです。

 

気温の寒暖差

毛細血管は、体内温度を一定に保つために、拡張と収縮を繰り返しています。寒暖差が激しいと、人体は熱を外に逃がさないようにするため、毛細血管が活発に働きます。このとき、拡張した血管が戻らなくなり、赤く透けて見えることがあるのです。

寒い場所から温かい場所に移動した際に、頬が赤くなる経験をしたことはないでしょうか。それは、急激な温度変化によって、血管が収縮と拡張を繰り返していることが原因なのです。

 

皮膚が薄い

皮膚が薄い方は、外部からの刺激に弱いため赤みが透けやすくなります。一般的に、皮膚の薄さは生まれつき、つまり遺伝が関係しているといわれています。特に、鼻や頬は人体の中でも皮膚が薄い箇所です。

また、加齢によって肌の状態が変化することもあります。皮膚が薄い方は、日頃から刺激や摩擦を避けることを心がけましょう。

 

刺激物の摂取

アルコールや香辛料などの刺激物を摂取すると、交感神経が刺激され血流が良くなります。そして、血流が良くなると、毛細血管が拡張しやすくなります。症状を予防するためにも、日頃の生活習慣に気をつけることが大切です。アルコールや、香辛料の過度な摂取は控えるように心がけてください。

 

女性ホルモンの影響

毛細血管拡張症は、女性に多くみられる疾患でもあります。そのため、女性ホルモンに関係しているのではないかと考えられているのです。

特に、妊娠中や、女性ホルモンが配合されている薬を服用しているなどの理由で、症状が現れることもあります。薬による影響が考えられる場合は、服用をやめることで症状は改善されます。

 

毛細血管拡張症のレーザー治療

当院では、「VビームPrima」という、最新型の色素レーザーを使用して治療を行います。ヘモグロビン(赤血球)に反応するレーザーを照射することで高い治療効果を発揮します。

VビームPrimaは、従来の色素レーザーとは異なり、皮膚の深部までレーザーが届き、広範囲での治療が可能となりました。レーザーの照射回数を減らせるので、効率よく治療ができるのがメリットです。

また、レーザーを照射する直前に冷却ガスが出力されるため、治療中の痛みや、レーザー照射後の炎症・副作用が軽減されます。そのため、レーザー治療が初めての方や、不安を感じている方でも安心して取り組めます。

 

レーザー治療の効果

VビームPrimaは、毛細血管拡張症の改善に非常に有効です。595nm(ナノメートル)のレーザー光が出力され、ヘモグロビンに直接働きかけ、熱エネルギーに変換します。すると、皮膚細胞が線維化し、皮膚の表面に見えていた赤みが改善されます。

レーザー光はヘモグロビンのみに反応するため、周りの細胞を傷つけません。

レーザー治療にかかる費用

当院では、VビームPrimaを用いた保険治療が可能です。しかし、症状によって診察内容が異なります。その症状によって、適切な治療を受けることが大切です。何らかの血管腫が疑われる場合は、まずはお気軽にご相談ください。

 

レーザー治療の安全性

VビームPrimaは、厚生労働省に承認されているレーザー治療なので、安心して治療に取り組めます。

レーザー治療による痛みは個人差がありますが、輪ゴムで弾かれたような痛みを伴う場合があります。しかし、従来のレーザー治療と比較すると痛みは抑えられています。

そして、レーザー治療後は、「ダウンタイム」と呼ばれる副作用が起きることもあります。レーザーを照射した部位の痛みや赤み、腫れといった症状です。また、色素沈着や火傷を引き起こす可能性もゼロではありません。

それらの副作用は、1~2週間程度徐々に薄くなっていき、目立たなくなります。治療後のケアによって、副作用を回避できることもあるので、治療後は医師の指示に従いましょう。

 

日常で行えるケア方法

毛細血管拡張症は自然に治癒することはありませんが、日常で行えるケアもあります。症状を悪化させないためにも、日々、予防に努めましょう。

 

・肌に摩擦や刺激を与えない

・洗顔はぬるま湯で行う

・十分な保湿を心がける

・紫外線対策を行う

・生活習慣に気をつける

 

日々、ケアをすることで毛細血管拡張症の予防に繋がります。習慣化してしまえば、特別難しいことはありません。特に注意したいのが、紫外線です。紫外線の予防は、日差しが強い季節だけではなく、1年を通して行うように心がけてください。肌に外部からの刺激を与えず、保湿などのケアを十分に行いましょう。

 

まとめ

毛細血管拡張症は、放置していても健康上の問題はありません。しかし、見た目が気になることから、治療をしたいと思う方も多いでしょう。まずは自分の症状を知り、適切な治療やケアを行うことが重要です。

当院では、最新の色素レーザー「VビームPrima」での保険治療が可能です。また、あざ全般の治療を行っており、日帰り治療にも対応しています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

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