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目の下ブツブツは汗管腫かも?原因と正しい治療法について徹底解説

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目の下にできるブツブツは、メイクでも隠しきれず、見た目の印象を大きく左右するため、治療を検討する方も多いです。

 
そしてそのブツブツは、汗管腫や稗粒腫など、見た目は似ていても、治療方法や再発の可能性が異なるため、自己判断でのケアは逆効果になることも。そのためそれぞれの特徴や原因、治療法を理解して正しい対応が必要です。

 

目の下にできるブツブツの考えられる疾患

目の下にできるブツブツは、様々な疾患が考えられます。類似疾患も多く存在しますので、自己判断を避けて正しいケアを行いましょう。

 

稗粒腫(はいりゅうしゅ)

稗粒腫(はいりゅうしゅ)は、目の周りやまぶたなどにできやすい1~2mmほどの小さなブツブツした腫瘍です。痛みやかゆみなどの自覚症状はなく、白ニキビと間違われやすいですが、炎症を伴わないことが大きな違いです。

 
この腫瘍は、皮膚の中に角質が溜まることで発生すると言われており、赤ちゃんから大人の方まで幅広い年代に見られます。良性の腫瘍になるため、放置をしても問題ないですが、メイクでも隠しきれないことが多く、治療を希望する方が多くなっています。

 

汗管腫(かんかんしゅ)

汗管腫(かんかんしゅ)は、特に目の下や下まぶたにできやすい1〜3mmほどの小さなしこりです。肌色から黄褐色をしており、少し光沢があり表面はなめらかなのが特徴です。自覚症状はほとんどなく、時間が経つと数が増える方も多くなっています。

 
この腫瘍は、汗を分泌するエクリン汗腺から発生する良性腫瘍になり、20〜40代の女性に多く発生する傾向です。顔にできることが一般的ですが、外にも頬や胸、脇の下、などに広がることもあります。自然に消えることはほとんどないため、病院で適切な治療を行う必要があります。

 

脂肪腫(しぼうしゅ)

脂肪腫(しぼうしゅ)は、皮下にできる良性腫瘍のひとつで、軟らかく弾力のあるしこりとして触れるのが特徴です。主に背中や肩、首まわりにできやすいですが、まれに顔や目の下にも発生することがあります。サイズは数mmから10cm以上までさまざまで、通常は痛みやかゆみなどの自覚症状はありません。

 
この腫瘍は、脂肪細胞がゆっくりと増殖することで発生し、40~50代になると腫瘍に気付く方が多くなっています。脂肪腫は、自然に消えることがないため、美容や肥大化を防ぐために治療を検討する方もいます。

 

その他の疾患

目の下にできるブツブツは、稗粒腫や汗管腫、脂肪腫以外にも、ニキビやアレルギー性皮膚炎、イボなどの疾患が考えられます。ニキビや吹き出物は皮脂の詰まりやホルモンバランスの乱れによって発生しやすく、赤みや痛みを伴うケースが主な特徴です。

 
アレルギー性皮膚炎では、化粧品や花粉などの刺激によって目の周りにかゆみや赤みを伴う湿疹が出る症状です。イボはヒトパピローマウイルスによって引き起こされ、硬く盛り上がったブツブツとして現れ、感染する恐れもあります。

 
いずれも目の下にできるブツブツは、見た目での自己判断が難しくなっていますので、気になる症状が続く場合は病院での診察をおすすめします。

 

自分で見分けるポイント

目の下にできるブツブツは、類似疾患が多いですが、それぞれ治療法が異なります。そのため、ここでは、自分で腫瘍を見分けるポイントをまとめました。

 
色や大きさ、できやすい場所など下記を参考に、腫瘍の見分ける参考にしてください。

 

疾患名 見た目の特徴 大きさ できやすい場所
稗粒腫 白色・肌色 1~2mmほど 目の周り・まぶた
汗管腫 肌色・黄褐色 1〜3mmほど 目の下・下まぶた
脂肪腫 肌色・淡黄色 数mmから10cm以上 背中・肩・首
ニキビ 赤みや膿を伴う 数mmから数cm Tゾーン・顔全体
アレルギー性皮膚炎 赤み・湿疹状 2〜3mm程度 まぶた・顔周囲
イボ 肌色・灰色 数mmから数cm 顔、手足、首など

 
しかし、自己判断では難しいケースも多々あり、誤ったケアは悪化の原因にも繋がりかねません。市は若やセルフケアで治らない腫瘍もありますので、特に稗粒腫や汗管腫などが疑われる場合は医療機関に相談しましょう。

 

受診先について

目の下のブツブツなどは、皮膚科や形成外科で治療が可能です。ここではそれぞれの受診先の特徴について解説します。

 

皮膚科

目の下のブツブツが気になる場合は、皮膚科で相談が可能です。ニキビや稗粒腫、アレルギー性皮膚炎などの軽度な肌トラブルに幅広く対応しており、初めての受診でも気軽に利用できるのが大きな特徴です。

 
治療には、圧出処置やレーザー治療といった方法が一般的で、保険診療の範囲内で対応できるケースも多く見られます。原因がはっきりしないブツブツも、皮膚科なら専門的な視点で診断してもらえるため、自己判断せず早めに受診しましょう。

 

形成外科

皮膚科の他にも、形成外科での治療が可能です。形成外科は、皮膚の「見た目の改善」に特化した診療科であり、特に「見た目をきれいに治したい方」や、「傷跡を目立たせたくない方」におすすめです。

 
稗粒腫や汗管腫などの治療を行う際は、見た目に配慮し傷跡をできるだけ目立たないように行う点が皮膚科との違いとなっています。また、メスによる切開や縫合、レーザー治療も優れていますので、手術を伴う治療にも対応しています。医療保険の適用外となる治療も多いため、事前に費用の目安を確認して相談してみましょう。

 

除去方法の種類

除去方法は様々な種類がありますが、ここでは主に用いられる2つの治療法について解説します。

 

ポテンツァ

ポテンツァは、高周波とマイクロニードルを組み合わせた最新の皮膚治療で、ニキビや汗管腫などの肌トラブルを根本から改善することが可能です。細い針を真皮層まで刺し、高周波を照射しながら薬剤を注入して行われます。この治療法ではコラーゲンの再生を促すため、できものの改善だけでなく、肌の引き締めにも効果が期待できます。

 
そして、針の長さや照射モードの設定も細かくできるため、症状に合わせたオーダーメイド治療ができる点も魅力のひとつです。施術には痛みを抑える麻酔クリームを使用しており、ダウンタイムも比較的少なくてすみます。従来のレーザー治療に比べて再発リスクや傷跡が少ない点も特徴で、少ない回数で効果を感じやすい最新の治療法として注目されています。

 

レーザー治療

レーザー治療は、ニキビ跡や汗管腫などの治療に用いられ、特に炭酸ガスレーザーは汗管腫の除去に効果的です。このレーザー治療は皮膚内の水分に反応して熱を発生させ、腫瘍組織を蒸散させて除去していきます。局所麻酔を行ったうえで照射するため、施術中の痛みの心配はありません。

 
治療後はテープと軟膏で保護が必要ですが、1~2日程度のダウンタイムですみます。赤みや色素沈着、軽いの腫れが一時的に起こる場合もありますが、一般的に時間の経過とともに改善します。レーザー治療では、完全な除去が難しいため再発の可能性はあるものの、目立たない仕上がりを目指せる治療法として人気です。

 

当院の特徴

当院は、皮膚のできもの全般に特化した形成外科クリニックです。赤ちゃんのあざから大人の皮膚トラブルまで、幅広い年代に対応しています。

 
治療には形成外科専門医と皮膚科専門医が連携して行っており、ポテンツァやピーリング、Vビーム、イソトロイン、サブシジョンなど豊富な治療法を組み合わせたオーダーメイド治療をご提案しております。

 
そして、平日だけでなく土日も診療を実施しておりますので、忙しい方でも通いやすくなっております。皮膚のあらゆる悩みを丁寧にサポートしているクリニックです。

 

汗管腫にお悩みの方は当院にご相談ください

目の下にできるブツブツがなかなか消えない場合は、単なるニキビなどではなく汗管腫などの良性腫瘍かもしれません。疾患によりますが、自然に治ることが少なく、放置することで数が増えることもあります。

 
市販薬やセルフケアでは改善が難しいため、専門医療機関での診断と治療が重要です。当院は、赤ちゃんから大人の方までのできものの治療を専門に行う形成外科クリニックです。

 
ポテンツァだけでなく、様々な最新の治療機器を取り揃えており、患者様に合わせたオーダーメード治療が可能です。気になる症状がありましたら、ぜひご利用ください。

あざ治療をご希望の方は、
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