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老人性血管腫(赤ほくろ)は放置しても大丈夫?気になる対処方法

コラム
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赤いほくろのようなものがぷつぷつとでてきて、気になっていませんか?
気づいたらいつの間にかできていて、放置しておいても自然に治らず、むしろだんだんと増えていく。
「このまま放置しておいてもいいのだろうか?」と気になってしまいますよね。

実はこの赤いぷつぷつの正体はほくろではなく、老人性血管腫という血管腫の一種なんです。

そこでこの記事では、赤ほくろとも呼ばれる、老人性血管腫について解説します。
「このまま放置していいのか?」、「どうやって治すのか?」といった悩みを解消できるような内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

老人性血管腫(赤ほくろ)はほっといても大丈夫?

気になる老人性血管腫(赤ほくろ)の正体は?

老人性血管腫は皮膚の中で毛細血管が増えたことによってできる良性のできものです。
赤いほくろのような見た目であり、「赤ほくろ」や「ルビースポット」と呼ばれたりしています。1 ~ 5mmほどの大きさをしており、主に顔、胸元、背中、腕などの上半身によく見られることがありますが、からだ中どこにでもできます。
老人という名前がついてはいますが、年齢としては20~30代の若年者の方に見られることも珍しくありません。また年齢を重ねるごとに、その数は増えていきます。

 

老人性血管腫(赤ほくろ)は自然には治らない?

老人性血管腫は、有害ではなく、痛みやかゆみ等はありません。
そのため、ほとんどの場合は気にならなければ放っておいても大丈夫です。しかし、赤いぷつぷつといった見た目ではなく、赤黒い見た目のものは悪性の腫瘍の可能性があるため、その場合は放置せず病院に相談するようにしましょう。

また老人性血管腫は、放置していても自然に治ることはありません。放置しても治る場合は、老人性血管腫ではなく、怪我やニキビの可能性が考えられます。

老人性血管腫は、毛細血管が増殖しただけのものなので、体に害はありません。そのため、見た目が気にならない場合は特に治療する必要性はありませんが顔や首元などにでき、見た目が気になる場合は病院で正しく治療し、治療することが必要になります。

 

老人性血管腫(赤ほくろ)ができる原因とは

老人性血管腫ができる原因は実はまだ解明されていません。
しかし、患者様の傾向をみると以下の3つの特徴が見えてきます。

 

・日光の露出部位によくみられる

・年齢とともに増えていく

・親族に老人性血管腫になっている人がいる

 

これらの特徴より、原因としては、「加齢」、「紫外線」、「遺伝」といったことがあるのではないかと考えられます。

また、年齢が若い人にも発症することがあり、その場合はホルモンバランスの影響なのではないかと考えられています。

 

きれいに治す、老人性血管腫(赤ほくろ)の治療法

老人性血管腫(赤ほくろ)の治療の種類

老人性血管腫は皮膚の下の毛細血管が増えてしまっている状況のため、セルフケアで治すことはできません。自分で患部を無理に剥がそうとすると、傷痕が残る、傷口から化膿する、出血が止まらない、といったふうに症状が悪化する可能性があります。
また、イボに効果がある塗り薬や、漢方薬なども老人性血管腫には効果はありません。そのため、気になる場合はしっかりと病院で治療を受けることが必要です。
老人性血管腫は自由診療となり、保険適応外となります。
病院で行われている治療法は主に3つあります。

 

・凍結療法
凍結療法は、液体窒素で急速に凍結させて老人性血管腫を破壊する治療法です。
簡単にできる治療ではありますが、半年から2年程色素が沈着し、治療部分が瘢痕になる危険性があります。

・切除術
メス、またはパンチで患部をくり抜いて縫合する治療法です。
縫合した傷痕が残ります。

・レーザー治療
色素レーザーであるVビームを用いる治療法です。Vビームは波長595ナノメートルのロングパルスダイレーザーで、ヘモグロビンをターゲットとする、赤いもののみに反応する色素レーザーです。

 

当院での老人性血管腫(赤ほくろ)の治療法

当院ではVビームプリマを用いて治療をしています。
Vビームプリマは、従来のビームよりも冷却機能がアップしており、またレーザーの出力も高出力での照射が可能となっております。そのため、治療時間が短くなり、内出血を起こしにくく、ダウンタイムも軽減されています。

 

老人性血管腫(赤ほくろ)の治療の経過

実際に当院でVビームプリマを用いた治療の経過です。

 

■老人性血管腫の症例:照射前

肩にある1㎜程度の老人性血管腫です。

 

 

■老人性血管腫の症例:照射直後

内出血を起こしており、やや茶色っぽく見えます。

 

 

■老人性血管腫の症例:照射2週間後

1度の照射で消失しました。

 

施術名
使用したレーザー
Vbeam prima
説明 老人性血管腫に対するVビーム primaのレーザー治療
副作用 腫れ、赤み、痛み、内出血、水疱、かさぶた、炎症後色素沈着
料金 税込み5,500円(自費)

 

まとめ

赤いほくろは、老人性血管腫という血管腫の一種です。
毛細血管が増殖したものであり、良性の腫瘍であるため、放置しておいても特に問題はありません。しかし見た目が気になる場合は、保険適応外となりますが、病院で適切に治療してもらいましょう。また、赤黒い場合も悪性の腫瘍であることが考えられますので、病院に受信することをおすすめします。
治療の方法としては、凍結療法、切除法、レーザー治療の3つがあります。
当院では、Vビームプリマという色素レーザーを用いて治療しています。
跡にならずに綺麗に消すことができますので、お悩みの際はぜひお気軽に一度ご相談ください。

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