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表皮母斑の原因とは?治療方法とともに解説

コラム
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「子供に生まれつきあるでこぼこしたアザが気になる」
「治療はできるのか」
アザにはいろいろな種類があり、アザの場所によっては、人目を気にしてしまうストレス感じて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
いまは最新のレーザーで多くのアザが治療できる時代です。
自分で判断せず専門医にしっかり診断してもらうとこが大切です。
この記事では表皮母斑について特徴や治療法をまとめています。

 

表皮母斑について

生まれつきまたは生後2~3ヶ月頃からある褐色の表面がざらざらした「あざ」です。頚部、体、手足に見られることが多く、帯状に細長く広がって存在します。新生児1,000人に約1人の発生頻度と割とよく見られるあざです。自然に消えることはなく、体が大きくなるのに比例して大きくなります。
表皮母斑の種類が3つあります。

 

■限局型(疣状母斑)
あざが固まってあり、単発あるいはいろいろな場所に多発します。

 

■広範型(列序性母斑・線状母斑)
四肢や体幹で線状に並ぶあざです。

 

■炎症型
あざは硬い淡紅色で、線状に配列し強い掻痒感を伴います。

 

また、頻度は低いのですが思春期以降に表皮母斑に良性または悪性の続発性腫瘤が発生することがあります。また表皮母斑に中枢神経系、骨格系の異常を合併することがあります。

 

特徴

表皮母斑は茶あざの一種で、褐色調の色調をした皮膚の盛り上がりが現れます。
白や淡紅色の表面がざらざらとしたあざが症状として挙げられ、手足や首まわりなど非常に広い範囲で発症します。表皮母斑では生まれつき見られることもあれば、成長と共に皮膚病変が生じることもあります。
表皮母斑は、自然に消退することはありませんが、悪性化することも基本的にはありません。しかし、ごくまれに悪性化をすることがあり、また審美的な面で問題となることもあります。
表皮母斑の中でその他の臓器に合併症を引き起こすことがあります。

 

似ているあざとの違い

表皮母斑に似ているアザで脂腺母斑がありますが、脂腺母斑は黄色調を呈する母斑(あざ)でその多くはうまれつき頭部に発生します。頭皮だとその部位は毛が生えず、放置しておくと、成長と共に大きくなり、イボ状に盛り上がり、腫瘤が発生することがあります。

 

また、茶色いアザの中に扁平母斑やカフェオレ班、などがあります。
表皮母斑との見極め方としては「あざの形状」となります。
表皮母斑は膨らんだ形状のアザに対して、扁平母斑などのアザの形状は平坦となっており肌はさらさらとした感触です。
しかし、アザで治療を考えている場合は自分で判断せず専門医にしっかり診てもらうことが大切です。

 

表皮母斑の原因

表皮母斑は、発症頻度は、1,000人に約1人とされており、生まれつきできるアザです。
子宮の中で赤ちゃんが皮膚を形成する時に、真皮の毛細血管が局所的に異常に拡張・増殖することが原因と言われており、成長しても消えることはなく、体が大きくなるにつれて、あざの面積が広がります。大人になって皮膚が分厚くなることで、色が濃くなったり、褐色化したり、盛り上がってくる(腫瘤)場合もあります。

 

表皮母斑の治療方法

表皮母斑の治療法は、手術による治療や皮膚剥削術、レーザー治療などがあります。
症状によってどの治療法が適しているのか、しっかりと医師に判断をしてもらう必要があります。

 

手術による治療

切除手術は局所麻酔で行われ、切除から縫合までは平均で5~20分程度で完了します。抜糸は術後1週間~2週間程度で行われます。
皮膚進展法は、エキスパンダーを皮膚の下に埋め込み、皮膚を伸展させて欠損部を修復させます。エキスパンダーを入れるため、複数回の手術が必要です。

 

・手術のメリット
レーザーに比べると再発が少ないことが大きなメリットです。
デメリットは切除して縫い寄せた傷が残る、エキスパンダーを入れれば数回の手術が必要になる、皮膚移植であれば移植した皮膚が「つぎはぎ」のように残る、皮膚をいただいたところが傷になる、ことです。

 

皮膚剥削術・レーザー治療

表皮母斑、脂除母斑などのアザの多くは最新のレーザー治療によって完治させることが可能になっています。アザの種類や症状によってその治療方法も異なります。
母斑をレーザーやグラインダーで削る治療法です。皮膚剥削術は局所麻酔で行われ、平均で5~20分程度で完了します。新しい皮膚が出来上がるまでの2~3週間は、絆創膏を貼り安静にする必要があります。

 

・レーザーのメリット
範囲が小さければ通院の手術が可能
若干の色素沈着が残ることはあるが割ときれいに治りますが、再発の可能性もあることがデメリットといえます。

 

まとめ

あざにはたくさんの種類があり、それぞれに治療法が異なります。
「レーザーで治るアザなのか」
「変な病気じゃないか心配」
と不安な方はまずは専門医のいるクリニックに相談してみてはいかがでしょうか?

 

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