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大阪梅田形成外科クリニック
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赤ちゃんの茶あざ【扁平母斑】治療の仕方と効果について

コラム
サムネイル

扁平母斑について

当院でご相談を受ける中で一番多いのが扁平母斑です。

扁平母斑は赤ちゃんにできる茶あざで、健常者の約10%でみられます。

境界がはっきりしていて、コーヒーミルクのような色をしているのが特徴です。

大きさはまちまちですが、赤ちゃんの成長とともに引きのばされることで大きくなり、自然に消えることはありません。

扁平母斑の治療はレーザーで行いますが、効果が低く、治療の難しいあざです。

治療の経過としては大きく3つのタイプに分けることができます。

 

一旦薄くなるがすぐに元の色に戻る

これが一番多いパターンで、患者さんの7割以上がこれに当てはまります。

レーザー照射後は炎症後の色素沈着が生じ、色が濃くなったように感じることがありますが、徐々にもとの色に戻ります。

しかし色調が戻るまで1年くらいかかる場合もあります。

 

治療前よりも薄くなる

患者さんの2割ほどがこのパターンです。

赤ちゃんの時に治療を始めれば、もう少し効果は高くなりますが、何年も経ってから再発してしまう場合もあります。

 

治療前よりも濃くなる

残りの1割ほどが治療前よりも濃くなってしまいます。

毛穴の部分に色素がつくため、水玉状にまだらに茶色くなってしまいます。

 

治療について

当クリニックでは、レーザーを当ててみないとどのパターンに当てはまるのかわからないため、必ず、一部のみレーザーを当てて(試験照射)、効果判定をしてから本照射を行います。

 

必要に応じてレーザーの出力や当て方を変えていきます。

 

赤ちゃんの茶あざはほかにも

カフェオレ斑、扁平母斑

扁平母斑には薄茶色のあざの中にホクロのような黒褐色の斑点を伴うものがあります。

日本ではまとめて扁平母斑と呼びますが、海外では色調の均一な茶あざをカフェオレ斑、斑点を伴うものを扁平母斑と呼び分けています。

黒褐色の斑点を伴うタイプの扁平母斑にレーザー治療を行った場合、斑点は消失するのですが、周りの薄い茶あざは残ってしまいます。

 

ベッカー母斑

扁平母斑が思春期ごろに出現することがあり、ベッカー母斑と呼ばれています。

肩や腰、お尻にできやすいですのが特徴ですが、まれに四肢などにもできます。

多毛を伴うことがあり、治療の際は脱毛レーザーを行う場合もあります。

 

赤ちゃんのあざの治療は当クリニックへご相談ください

突然、お子さんにあざができたら不安になりますよね。

どうしていいかわからず、いろいろと調べる方もいらっしゃいます。

当クリニックでは赤ちゃんのあざを専門に治療を行っているクリックです。あざに関する不安ごとや治療に関する相談など受け付けております。

ぜひ、いらしてみてください。

 

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