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赤ちゃんの後頭部にあざを発見!病気?ケガ?そんな不安を解消します!

コラム
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赤ちゃんのお世話をしている時、

「頭にあざができている!」

なんて気がついたことはありませんか?

もしかしてケガをしたのか……何かの病気だったらどうしよう……そんなことを思うかもしれません。

 

そんな方のために、今回は赤ちゃんの頭にできる「ウンナ母斑 や、その他の頭にできるあざについて解説していきたいと思います。

ウンナ母斑ってどんなあざ?

ウンナ母斑とは赤あざの一種で、後頭部やうなじにできるあざのことです。

赤ちゃんを運んできてくれたコウノトリのくちばしの跡とも呼ばれており、幸運のあかしとされています。

 

あざは薄いピンク色をしており、平坦いちご血管腫とは違って表面に凹凸はありません。

ウンナ母斑は真皮(肌の中)の毛細血管が局所的に拡張や増殖を起こし、集まった血液が皮膚越しに見えていることが原因のあざです。

そのため入浴をしたり、赤ちゃんが泣いたりした時に血圧が上がり、はっきりと赤みが出ることがあります。

命にかかわるものなの?

ウンナ母斑は後頭部にあるため、脳や脊髄に何か影響を与えてしまうのではないかと心配されることもありますが、命にかかわる病気ではありません。

ケガをしてしまったからできたわけでもありませんので、赤ちゃんにとって痛みはありません。

自然に消えるものなの?

大半の場合は3歳になるまでに消えます。

しかし、3歳以降もあざが消えない場合は、自然に消えない可能性があります。

 

ウンナ母斑は、同じ赤あざで、眉間にできるサーモンパッチというあざよりも消えにくいとされています。

後頭部にできるウンナ母斑は頭髪に隠れて見えなくなりますが、うなじにできたウンナ母斑などは体が大きくなるにつれて、あざも大きくなっていきます。

 

より目立つように周囲からも見えてしまうため、大きくなってから「やっぱりあざが気になる」と、治療しにいらっしゃる患者さんも少なくありません。

あざが頭髪にかからず目立っていたり、3歳を過ぎても薄くならなかったりする場合は、ぜひ当クリニックへご相談ください。

ウンナ母斑はどうやったら治る?

では、自然に消えなかったウンナ母斑はどんな治療をすれば治るのでしょうか。

 

レーザー治療

当クリニックは最新レーザー機器VビームPrimaを使ってあざの治療を行います。

施術時間は数分で、冷たい空気を当てて表皮を保護しながらレーザー照射を行っていきます。

輪ゴムでパチンとしたような痛みですが、従来のレーザー治療と比べると、冷却機能によりほとんど痛みは感じません。

さらに必要に応じて麻酔のテープやクリームを塗ることもできます。

 

1回の施術で消失することもありますが、残った場合は3ヶ月間隔で追加の施術を行いながら経過を見て行きます。

ウンナ母斑は何か月もかけて施術することはあまり見られませんが、基本的にあざの治療は長期戦です。

私たちとともに辛抱強くあざ治療と向き合っていきましょう。

料金

あざの範囲にもよりますが保険診療での治療を行うことができます。

詳細については、専門医へご相談ください。

赤ちゃんにできる他のあざ

赤ちゃんの後頭部のあたりには、ウンナ母斑の他にも様々なあざができることがあります。

そのあざを色別にまとめてみました。

是非チェックしてみてください。

赤あざ

・いちご状血管腫

いちご状血管腫は乳児血管腫とも呼ばれ、体の様々な場所にできる赤あざ(良性の腫瘍)です。

主に顔や頭、手足、喉など体の表面に限らず、時には内臓に現れることもあります。

見た目がいちごのように赤くぶつぶつとしているので、いちご状血管腫と呼ばれています。

青あざ

・太田母斑

太田母斑はまぶたや頬、側頭部、額、鼻、耳、くちびるのあたりなど三叉神経領域に出る青あざで、日本人の0.1~0.2%の頻度(1,000人に1人程度)で出現すると言われています。

・青色母斑

青色母斑は青みがかったほくろ状のあざのことです。

あざの大きさは1㎝以下であることが多く、硬い盛り上がりがあることが特徴で、手の甲や足の甲、顔や背中など非常に広い範囲で発症します。

茶あざ

・表皮母斑

幼少期にできる膨らんだあざで、体が成長するとその比率に合わせてあざも大きくなっていきます。

白や淡紅色の表面がざらざらとしたあざが症状として挙げられ、手足や首まわりなど非常に広い範囲で発症します。

 

・扁平母斑

体の表面あちこちにできるもので、形状は平坦となっています。
カフェオレのような色をしているため、ミルクコーヒー斑またはカフェオレ斑とも呼ばれており、他のあざと比べて目立ちにくい特徴があります。

黒あざ

・母斑細胞性母斑

褐色から黒のあざが特徴的で、大きさや形は症状によって様々であり、中には皮膚が盛り上がるものや、硬い毛の生えているものもあります。

身体が大きくなっても小さいものは「ほくろ」と呼ばれます。

あざ治療をご希望の方は、
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