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ピコレーザーとヤグレーザーの違いは?失敗しないシミ治療の選び方

コラム
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シミ、アザの治療や肌改善、タトゥー除去などを検討する際に、ピコレーザーとヤグレーザーという二つの名前を目にするのではないでしょうか。興味はあるものの、痛みや経過などがわからず不安を感じていませんか?

どちらもレーザー治療の一種ですが、仕組みや得意分野には大きな違いがあり、それぞれ得意な症状や肌質があるので、最適な選択肢は変わってきます。

ここでは日本形成外科学会専門医が監修のもと、ピコレーザーとヤグレーザーの違いについて詳しく解説していきます。

 

ピコレーザーとヤグレーザーの違い

ピコレーザーとヤグレーザーの最大の違いはレーザーを照射する長さにあります。他にも、レーザー治療を行う原理や肌への負担、治療対象、ダウンタイムなども異なります。ピコレーザーの方がヤグレーザーよりも肌への負担が抑えやすいと言われており、多くの場合当日からメイクが可能です。また、照射直後の赤みや軽い腫れは数時間から数日で治ることが多いため、その期間はコンシーラーなどでカバーできます。

 

違いの一覧表

ピコレーザーはピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間で照射するのに対し、ヤグレーザーはナノ秒(10億分の1秒)で照射します。

照射時間が極めて短いピコレーザーは、熱が発生する前に衝撃波でメラニンを粉砕するため、肌へのダメージが最小限に抑えられます。

ヤグレーザーは熱エネルギーを利用しメラニンを破壊する従来型の方法になります。

 

比較項目 ピコレーザー ヤグレーザー
パルス幅 ピコ秒(1兆分の1秒) ナノ秒(10億分の1秒)
作用メカニズム 衝撃波(光音響効果)中心 熱作用中心
効果の出方 徐々に改善 1回で劇的な変化も可能
スポットシミの必要回数 1〜3回程度 1〜3回程度
トーニングの必要回数 5〜10回程度 5〜10回程度
痛み 比較的軽い スポット照射では強め
ダウンタイム 数日程度と短い スポットは1〜2週間
トーニングはほぼなし
得意な症状 薄いシミ、カラータトゥー、肝斑、くすみ 濃く深いシミ、黒いタトゥー、
かさぶたの状態 薄く小さい 照射後はしっかりとしたかさぶた
戻りジミ(PIH)リスク ゼロではないが、比較的低い やや高い

 

当院が「PicoSure(ピコシュア)」を選ぶ理由

当院は多くのピコレーザー(1064nm)とは違う「755nm(アレキサンドライト)」という波長を使用しています。

これはメラニンへの吸光度が3倍高く、肌への負担を最小限に抑えながら薄いシミにも効く「シミ治療特化型」です。痛みが苦手な方でも安心して受けことができ、施術中の不快感軽減にもつながるでしょう。また、施術当日からメイクが可能ですが、日焼け対策と保湿はとても重要です。

 

どちらが向いてる?ピコレーザーとヤグレーザーのセルフ診断

実際にレーザー治療を検討するにあたって最も重要なのは、自分の肌の悩みはどの治療が適しているかという点です。ここではピコレーザーとヤグレーザーのどちらを選ぶべきかを詳しく解説していきます。

 

ピコレーザー が向いている人

ピコスポット照射はスポット的にシミを狙いますが、かさぶたは薄く小さいため保護テープが不要な場合もあります。仕事や予定などでテープ保護が難しい場合や、ダウンタイムを最小限にしたい方はピコレーザーがおすすめです。また、カラータトゥーやマルチカラーの除去、肝斑もピコレーザーが適しています。さらに照射時間が短いため痛みに敏感な方、色素沈着を最小限に抑えたい場合も、ピコレーザーの方が適している可能性が高いといえます。

 

ヤグレーザーが向いている人

ヤグレーザーのスポット照射は、高出力で一気にシミを破壊するアプローチです。濃くはっきりしたシミの場合に適している方法で、一発で劇的な変化が期待できる可能性が高く、実績も豊富です。照射後はかさぶたができますが、かさぶたが剥がれると同時にシミが大幅に薄くなる、もしくは完全に消えるケースもあります。とにかく確実にシミをとりたい場合や、1週間〜2週間の保護テープ期間を取れる方にはヤグレーザーをおすすめします。

また料金もピコレーザーと比べて安い傾向にあります。例えばスポット照射の場合、ピコレーザー が20000〜30000円に対し、ヤグレーザーで同じ範囲を治療しても10000〜20000円で済みます。

 

【要注意】機械を選ぶその前に。そのシミ、実は「アザ(ADM)」かもしれません

前章のチェックで「どっちもしっくりこない」「私のシミはちょっと違うかも?」と感じた方へ。ここに「第3の落とし穴」があります。

 

「シミ」だと思っていたら「アザ」だった?

両頬に点々とある、色が少しグレーっぽい、20代頃から出てきたシミが気になる方はいませんか?実は、これらは「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」という、皮膚の深い層にあるアザである可能性があります。深い層にあるメラニンが蓄積しており、表皮の治療とは異なります。自己判断は難しいため、必ず皮膚科専門医に診てもらいましょう。

 

最大のメリット:保険適用

ADMは「アザ」なので、健康保険が適用されます。ただし、QスイッチルビーレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザーなど、特定の機器を使用した場合になります。

美容クリニックで高額な自費治療を契約する前に、まずは「保険が使えるかどうか」の診断を受けることが、費用を抑える最短ルートになります。

 

知っておきたいピコレーザーの注意点や誤解

ピコレーザーは最新技術として人気を集めていますが、中には過度な期待やいくつかの誤解が生まれています。正しい理解を持った上で治療を進めるために注意点を解説します。

 

ピコレーザーならダウンタイムがなくノーリスクは誤解

ピコレーザーはダウンタイムもリスクもない、という情報を目にしたことはないでしょうか?残念ながら、この情報は正しくありません。ヤグレーザーと比較すると、ピコレーザーの方がダウンタイムは短い傾向にありますが、完全にゼロというわけではないのです。

低出力のレーザーを広範囲に照射するピコトーニングの場合、照射後は肌のかさつきを感じたり、数日は肌荒れが起きる場合もあります。ほとんどの場合2〜3日で落ち着くため、その後効果を感じることができ、肌のトーンアップも期待できるでしょう。

このことから、ダウンタイムは短くリスクも抑えることはできますが、全くないとは言い切れません。

 

機種によって性能が違う

ピコレーザーという名前はピコ秒単位で照射ができるレーザー全般を指す総称です。特定の機器を指しているわけではないため、ピコレーザーの機種によって性能や得意分野が大きく変わってきます。同じピコレーザーという名称でも照射モードの種類や、搭載している波長や最大出力が違います。

クリニックによって使用している機種は異なるため、ピコレーザーがあるというだけでなく、どの機種のピコレーザーか、また自分に適している機種かを確認してからクリニックを選びましょう。カウンセリングの際にどの機種を使っているか質問し、その機器の特徴を調べることで、より適切な判断ができます。

 

1回で完璧に消えるとは限らない

ピコレーザーなら1回の治療でシミが完璧に消えると考えている人が多いようですが、一般的には複数回の治療が必要になります。本人の肌質やメラニンの量、シミの種類や深さによって、それぞれ必要回数は変わってきます。老人性色素斑のような濃いシミでも1回の照射で消えることもあれば、薄くなるだけで複数回必要になることもあります。

肝斑やくすみなどのトーニング治療では、5〜10回の継続を推進されることが多いでしょう。

 

失敗しないクリニックの選び方

シミ取りには興味があるけど、たくさんあるクリニックからどこを選べばいいのか迷う方も少なくありません。ここでは失敗しないクリニック選びをするために気をつけておきたいポイントを解説します。

 

選ぶときのチェックポイント

カウンセリングの質
まず重要なのは、カウンセリングの際にどれほど丁寧に肌診断をしてくれるかどうかです。シミには様々な種類があり、そばかす、肝斑、老人色素斑、炎症後色素沈着など、シミの種類によって治療方法も異なります。ダーモスコピーなどを使い、丁寧に診断してくれるクリニックは信頼性が高いといえます。

 

実績と症例写真のチェック
レーザー治療の症例数も判断材料としてとても重要です。自分と同じような症状の治療経験がどれほどあるか確認しましょう。カウンセリングの際に症例写真を見せてもらったり、治療実績を聞くことで、そのクリニックがどの治療を得意としているかがわかります。

 

肝斑への対応経験など
肝斑や炎症後色素沈着は治療が難しいとされています。また悪化リスクもある症状なので経験豊富な医師のもとで治療することが大切です。過去にレーザー治療で色素沈着を起こした患者に対して、どのような対応策を提案してくれたか確認すると良いでしょう。

 

安さだけで選ばない
レーザー治療で気になる点として料金を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。料金も非常に重要な要素ですが、安さだけでクリニックを決めるのはやめましょう。料金の安さと引き換えに技術や安定性を犠牲にした結果であることも少なくありません。一般的なレーザー治療の料金と比べて極端に安い場合、経験の浅いスタッフが担当していたり、照射出力が不適切なことがあります。
レーザー治療は医療行為であり、価格だけで選んで失敗すると結果的に余計なお金と時間を費やすことになりかねません。
もっとも賢明な選択として、適切な価格で信頼できる医師から治療を受けることが必須です。

 

カウンセリングの際に聞いておきたいこと

カウンセリングでは、聞きたいことや不明な点は遠慮なく質問することが大切です。

自分のシミは何という種類で、どの機種のレーザーを使うのか必ず聞いておきましょう。具体的な機種名と、自分のシミがなぜその機種に適しているのか説明を受けて理解することが重要です。また、どのくらいの回数が必要なのか目安を聞いておくと、予算計画も立てやすいでしょう。

またダウンタイムはどの程度で、日常生活にどのような影響があるのかも確認しましょう。テープ保護の必要な期間や、メイクはいつから可能なのか、仕事や行事などに支障はないかなど、自分の生活シーンを具体的に想像しながら質問することが重要です。

また、色素沈着のリスクと、起きてしまった場合の対処法も聞いておきましょう。リスクが高いのはどんな肌質の人か、追加料金は発生するかなど、万が一のケースも想定して確認しておくと、安心して治療に向かうことができます。

 

よくある質問

 

Q、ダウンタイムが取れない場合、どちらがいい?

A、ダウンタイムの時間があまり取れない場合は、ピコトーニングやヤグトーニングなど、スポットではなくトーニング照射がおすすめです。

トーニング照射は低出力で広範囲に照射するため、テープ保護の必要はなく、かさぶたもできません。そのため、当日からメイクや洗顔が可能です。スポット照射を希望するが、ダウンタイムの時間が取れない場合は、ピコスポット照射にすると良いでしょう。ピコスポットならダウンタイムを最小限に抑えることができます。

 

Q、ピコレーザーをした後に、ヤグレーザーに変えてもいいか

ピコレーザー照射を1回受けた後に、ヤグレーザーに変えることは基本的に問題はありません。実際、治療の途中でも症状によって機器を変えることもあります。

ただし、照射間隔は適切に守る必要があるため、医師の指示に従い十分に開けるようにしましょう。肌トラブルのリスクを最小限抑えるには、肌を十分に回復させてから行うことが重要です。

 

Q、将来シミができた場合、繰り返して治療するのが良いか

1度治療したシミでも、加齢や紫外線の影響でまた出てくることはあります。その時にシミの種類を診断し、どの機器を使うか判断します。前回の治療で自分がどちらのレーザー照射を行い効果があったか、自分の肌質にあっていたのはどちらの機器だったのかということも、大きな判断材料になるでしょう。

 

まとめ

ピコレーザーとヤグレーザーは照射時間と、作用メカニズムが1番の違いといえます。ダウンタイムや料金なども選ぶ上では大切な項目ですが、何よりレーザー治療は医療行為であることを忘れてはいけません。ダウンタイムなし、リスクゼロの治療は存在せず、火傷や色素沈着のトラブルが起きる可能性もあります。このリスクを理解し、安心できるクリニックでの治療を受けることで満足できる結果につながるでしょう。まずは無料のカウンセリングでシミの種類を知り、自分の肌に合った方法で治療を始めることが大切です。

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