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大阪梅田形成外科クリニック
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表皮母斑とレーザー治療~レーザー治療ってどんなもの?~

コラム
サムネイル

「アザ」におけるレーザー治療は近年、急速な進化を遂げています。アザとは一般的に生まれつきの色素斑の一部を指しますが、アザのなかにもさまざまな種類があり、原因なども異なります。なかには出生後しばらくしてから出てくるものもあります。
 
従来、アザを治す手段は主に手術でした。そのほかにドライアイスあるいはグラインダーで削る方法(削皮術)などもありました。しかしながら当時の治療では、十分に色素が取れなかったり、色素が取れても醜い傷痕が残ったりすることが多いのが現状でした。
 
一方で近年の美容医療の進歩とともに、最近では新しいレーザー装置が開発され、アザ治療もレーザー治療とともに大きく進歩してきました。レーザーは、波長によって特定の色や物質に吸収される性質があります。それを利用して、特定のアザがある部分を狙って熱を加えて破壊することで、色素を綺麗に取りながら、傷痕も残らないように治療することができるようになりました。
 

レーザーであざの治療ができるメカニズム

皮膚科におけるレーザー治療には、特定の色素を有する細胞・組織を光によって選択的に破壊する治療法と、レーザーの有する熱エネルギーによって非特異的な変性・壊死をきたす治療法があります。
 
目的とする色素に到達し、特異的に吸収される【波長】・目的とする細胞、組織の熱緩和時間よりも短い【照射時間】・目的とする細胞・組織を破壊するのに充分な【照射エネルギー】という3条件を満たす光を照射した場合 (レーザーを当てた場合)、


  1. 光は色素に吸収される

  2. 光エネルギーは熱エネルギーに変換される

  3. その色素が熱せられる

  4. 熱せられた色素から周りの組織に熱が拡散し,色素の温度が下がる

  5. 周りの組織に熱傷害を及ぼし、アザを構成する組織を破壊する


というメカニズムを経て、色素を持っている細胞あるいは組織を選択的に破壊し、傷痕なく治療できるというものです。
 

表皮母斑について

特徴

表皮母斑は、出生時または幼少時から見られる褐色の表面がざらざらした母斑(アザ)です。自然に消退することはありませんが、悪性化することも基本的にはありません。しかし、ごくまれに悪性化をすることがあり、また審美的な面で問題となることもあります。
 
表皮母斑にも限局型、広範型、炎症型の3タイプがあります。限局型(疣状母斑)とはアザがイボ状にできていて、それが集まって並んでいるように見えます。広範型は、四肢や体感に線状に並ぶ状態に特徴があり、淡紅色で線状に並んでいるものが炎症型です。
 
悪性化する場合は、表皮母斑の中でその他の臓器に合併症を引き起こすことがあります。具体的には目や骨、中枢神経系に異常がみられることがあり、表皮母斑症候群と呼ばれます。
 

原因

表皮母斑の原因は不明ですが、新生児1000人に約1人の発生頻度とされています。生まれつきまたは生後2~3ヶ月頃に発生する場合がほとんどです。自然に消退することはなく、体が大きくなるのに比例してアザも大きくなりますが、腫瘤を形成するのは稀です。
 

治療について

痛み

レーザーを当てたときは輪ゴムではじかれる程度の痛みがありますが、赤ちゃんでも耐えられる痛みです。ただ小さい子どもの場合、治療のために体を支えられることを嫌がって泣くことが多く、わずかな痛みも強く感じてしまうので、必要に応じておさえや麻酔が必要になることもあります。
 

治療頻度

アザの大きさによって回数は異なります。1回で効果を実感する場合もあれば、完全に除去するまでに複数回必要になる場合もあります。経過をみながら、レーザー治療を行っていきます。
 

治療後の注意(過ごし方)

治療後は、数日から長くて1週間ほど赤み・痛み・腫れ・内出血・水泡・かさぶたなどの症状がでる場合があります。そのため、1週間程度の軟膏処置が必要になってきます。また治療前後に共通して、日焼けをしないようにすることが大切です。どうしてもシミやあざは日焼けをすることで、シミの原因となる物質であるメラニンが増えてしまいます。そのため、特に治療後は照射部を保護する目的として遮光を徹底することが大切です。
 

まとめ

アザ治療は幼いときのほうが、皮膚が薄くあざの範囲が小さいために治療効果が高いため、早めの治療が望ましいと考えられています。
また表皮母斑に限らず、アザの多くは目に見えるため、悩みの原因となり、特にそれが顔面などの露出部に生じていると、深刻な精神的苦痛を与えるものです。従来このようなアザに対しては有効な治療法がなく、手術療法や化粧でごまかすなどの方法がとられてきました。もちろん手術療法では、手術による傷跡が残ってしまい、必ずしも満足のいく結果が得られていません。しかし、最近は新しいレーザー装置が開発され、表皮母斑もレーザー治療が可能となりました。
 
表皮母斑は、自然に消退することはありませんが、ごくまれに悪性化をすることがあります。まずは悪性の細胞がないか検査するために、是非当院へお越しください。

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