ヘッダーロゴ
大阪梅田形成外科クリニック
あざレーザー治療サイト
MENU
               

 扁平母斑 

 

扁平母斑

 

扁平母斑について

扁平母斑はいわゆる「茶あざ」と呼ばれており、健常人の10%にみられます。

 

体の表面あちこちにできるもので、形状は平坦となっています。

カフェオレのような色をしているため、ミルクコーヒー斑またはカフェオレ斑とも呼ばれており、他のあざと比べて目立ちにくい特徴があります。

 

生まれつきこのあざがある方がほとんどですが、中には中学・高校生になってから出現することがあります。

(これは遅発性扁平母斑といわれています。)

その場合にはあざの中に毛が生えるケースが多く見られ、特に肩にできた毛を有する遅発性扁平母斑をベッカー母斑と呼びます。

 

扁平母斑は成長するにつれて薄くなることはあっても、自然消失することはありません。

消失させるためにはレーザーでの治療が必要です。

また、扁平母斑は再発率が非常に高いのですが、1歳までにレーザー治療を行えば再発する確率を大きく減らすことができるため、早期の治療が極めて効果的であるとされています。

 

表皮母斑との違い

同じく茶あざと言われているものに「表皮母斑」があります。

表皮母斑との違いは主に「あざの形状」となります。

 

扁平母斑は先ほども解説したように、形状は平坦となっており肌はさらさらとした感触です。

反対に表皮母斑は膨らんだ茶あざです。

 

小さいあざが固まっているもの(限局型)や四肢や体感に線状に並ぶあざ(広範型)、淡紅色で線状に並んでいるもの(炎症型)の3つのパターンに分けられます。

いずれも少しぼこっとしたあざで、扁平母斑とは見分けをつけることができるでしょう。

 

しかし、こうしたあざの判断は専門医によって行われます。

「これは扁平母斑である」と決めつけずに、まずはクリニックへお越しいただくのが先決でしょう。

 

扁平母斑ができる原因

茶あざができる原因はメラニン(皮膚の色をつくる)が増えてしまうためです。

他の皮膚と比べて茶色く見えるようになります。


 

 

扁平母斑の治療方法

扁平母斑は成長とともに薄くなることはありますが、自然に消えることはないので、レーザーでの治療が必要です。

 

早い段階で治療を行うと効果が見られることから、0歳でもレーザーをすすめるクリニックもあります。

 

施術は麻酔クリームを塗ってから行います。

広範囲の場合は全身麻酔が必要なため、入院治療が必要となります。

痛みは輪ゴムでバチン弾いたような痛みですが、赤ちゃんや子どもには我慢できない痛みかもしれません。

 

1回の施術で消失することもありますが、残った場合は追加の施術を行いながら経過を見ていきます。

 

治療後の副作用や術後の注意点

レーザーの合併症で色素沈着がおこった場合、もとの色に戻るのに1年以上時間を要する場合があります。

合併症の多いアザのため、一部分のみにテスト照射を行い、効果や合併症の有無を診てから再度照射をするかの判断を行います。

 

治療費用

扁平母斑の治療は、自費治療になります。

使用できるレーザーが限られており、保険治療範囲の回数では完全に取り除くのは困難だからです。(上限2回)

扁平母斑は3回以上レーザーを当てると効果が出てくるため、自費での治療をおすすめしています。

 

ただ当院では従来よりも性能の良いピコレーザーを使用しているため、少ない回数での治療が可能です。

(保険診療で対応できるレーザーで治療回数を重ねると、患部が白く色抜けしてしまうことがあるため当院では使用していません。)

 

治療回数・費用に関して詳しくは医師までご相談ください。

 

扁平母斑は治療が可能

扁平母斑は、薄くなることはあっても自然に消えることのない茶あざ。

お子さんのあざがなかなか消えなかったら心配になりますよね。

しかし扁平母斑をはじめ、茶あざはレーザーによる治療が可能です。

 

当クリニックではまずはあざの状態を診て、治療を進めています。

 

あざ治療をご希望の方は、
こちらからご予約ください